ミニマリスト・デスクセットアップの究極ガイド
ミニマルデスクの選び方は、たった2つの数字で決まる

ミニマルデスクの選び方は、たった2つの数字で決まる

カテゴリー2. 色彩理論と素材感 (Color Theory & Materiality) 公開日

都会の部屋で、机を諦めかけた話

都会の賃貸は本当に土地が狭い。空間そのものが小さいだけでなく、間取りまで妙に歪んでいることも珍しくなく、フルサイズのデスクを置くのは簡単なことではない。以前住んでいた部屋がまさにそうだった。玄関を開けるとすぐ狭い土間があり、その先に細い廊下がキッチンとトイレへと続いている。デスクを置けそうな場所は、キッチン(といっても調理台とコンロだけの簡素なものだ)の奥にある少し広めのスペースだけで、それも実際には2メートルに満たない。

そのうえ、そのスペースの一部はロフト(ベッドがある)へ上がる梯子に占領されていて、余計に手狭になっていた。

小さいデスクという選択肢

そんな状況で選んだのが、素材感にもこだわった小サイズのデスクだった。ノートパソコンで仕事をこなせるだけでなく、使わない時間帯はちょっとした食卓としても機能してくれる。一台で二役こなしてくれるのは、狭い部屋では地味にありがたい。

結局、必要なのは幅と奥行きの2つの数字だった

私の経験上、ノートパソコン一台の作業なら、幅80cm・奥行き60cm前後の天板があれば十分事足りる。横に水のコップを置くスペースも残る。ただし外部モニターを併用する人は、100×80cmくらいまでサイズを上げたほうがいい。高さは身長次第だが、70~80cmの範囲から選べば大きく外れることはない。

用途奥行き
ノートパソコンのみ約80cm約60cm
外部モニター併用約100cm約80cm

この感覚は、最低限のサイズとしてメーカー側が示す数字ともだいたい一致していて、この辺りが実用の下限ラインなのだと思う。高さについては推奨サイズとして72cm前後という数字もあるが、これはあくまで一般的な目安で、実際は自分の座り方に合わせて調整したほうが快適だ。

素材は木製天板+金属脚が正解だった

素材については、木製の天板に金属の脚を組み合わせた構成をすすめたい。木は経年変化で味が出るし、金属脚は細くても十分な強度を出せるので、狭い部屋では圧迫感を抑えられる。ウォールナットの経年変化を見てもわかるように、天然素材は年数を重ねるほど愛着が湧いてくるタイプの素材でもある。

配線収納は、思ったより優先度が低かった

ケーブル収納の溝や穴が付いているモデルをすすめる記事をよく見かけるが、正直なところ、これは優先度が低いと考えている。デスク自体が小さいと、その上に置ける物の数もおのずと限られてくるので、ケーブルの本数自体がそもそも多くならない。溝の有無で体感できるほどの差は、少なくとも私の使用感では出なかった。

一台で何役こなせるか、という発想

デスクの高さをもっと厳密に詰めたい人は高さの計算方法を使って、自分の身長から逆算するのもいい。ただ、狭い部屋で家具を選ぶときにいちばん効いてくるのは、結局のところ「一台で何役こなせるか」という発想だった。デスク兼食卓という組み合わせは、地味だけれど今のところ一番効果があった選択だ。

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